-14 - BKK稲門会での講演(2026年6月11日)

在タイ30年の「現地化実践術」- 現場の体質変容の為の対話の定着 -
先週開催されましたBKK稲門会の場で、セミナー講演の機会を頂きました。
今までの在タイ日系企業(特に製造業)は右肩上がりの成長の中で、格別に自分たちの在り方を見直す必要性はあまり無かったかと思いますが、特にコロナ禍以降の急激な取り巻く環境の変化と、それに伴う昨今の日本のプレゼンスの低下から、当地で働いている皆様は「このままではまずいのではないのか」という危機感は感じられている事と思います。
しかし、3年~5年で交替をしなければならない短い駐在・出向期間の中で、毎年の目標の達成や本社との様々な調整、そして日々現場で起こる問題への対策に追われながら、ご自身の帰任後までを見据えた現地法人の将来の在り方(現地化)について考え、その為の一歩を踏み出す事には相当な覚悟も必要なことでもあり、実際の行動に移している現地法人経営層の方は、残念ながら、まだまだ少数派ではないかと思います。
多くの企業では、「現地化=権限委譲」と考えられています。
しかし私の経験では、現地化の本質は単なる組織図や権限の変更ではありません。
現場が自ら考え、判断し、行動できる自律的な組織文化を育てることにあります。
そして、その土台となるのが、対話を通じた関係性の変化だと考えています。
私は、私自身のタイでの30年以上の業務経験をベースにした、この現地化の為の駐在員や出向者の「在り方」についてのセミナーを開催させて頂くことで、次の時代に向けた日系企業のプレゼンスについて、共に考え、対話し、実践する仲間を増やしていきたいと思っています。
現状や今後の現地法人の「在り方」につきまして意見交換や情報交換につきましては、大歓迎です、メッセージをお待ちしております。
追記:BKK稲門会でのセミナー内容は4月21日のtebiki株式会社様セミナー内容をベースにしました。



